すき家、職場環境改善促進委員会設置

おはようございます。本格的な冬到来です。今年もあとわずか、力の限り頑張ります。

すき家本部を傘下においているのが、ゼンショーホールディングです。そのゼンショーは、すき家の環境改善を加速・徹底するため、社外の有識者5名で構成する、職場環境改善促進委員会を11月14日に設置したそうです。

数か月前にワンオペ、営業停止などでメディアを騒がせていましたが、労働条件を改善するために動き出したようです。この委員会の設置の前には、7月31日に第三者委員会の提言を受けて、職場環境の改善に向けた改革を進めてきたようです。

既に労働時間の短縮に取り組んでおり、平均残業時間が4月には90時間を超えていたものを、10月には31時間にまで減らしているそうです。

改善促進委員会のメンバーの中には、前早大総長、弁護士などがいらっしゃいます。そして、来年3月末までに中間報告をするそうです。

それでも、失礼ながら、一流というか、外食産業トップだなと思うのは、動きが遅いということです。どうみても大企業病だなと感じてしまいます。経営的にも悪影響があるでしょうし、なにより、人は、その環境の中で毎日、働き続けるのです。3月末に中間報告なのであれば、最終の対策が完了するのは、いつなのでしょうか。

問題が起きてから、どう対応するか、いかに早く手を打つか。これが大事だと思うのです。中小企業であれば、なおさらでしょう。今までの多くの事例でもわかるように、対応のまずさから、消えた企業がどれだけあるか。経営者としての大事な要素の一つは、即断・即決・即行ではないでしょうか。

そして、ペヤング。即断・即決・即行について、動向を注視したいと思います。