社長の平均年齢59.3歳、過去最高

おはようございます。日本海側は大雪なのでしょうか、こちらは天気は良く、寒い朝です。いつも曇っているのに、なんか春が近いように感じます。

帝国データバンクがこのほど発表した「2017年全国社長分析」によると、社長の平均年齢は59.3歳で過去最高を更新しました。年商規模別の平均年齢を見ると、「1000億円以上」(60.8歳)が最高でした。1990年との比較では、小規模事業者の平均年齢は上昇、大規模企業では低下し、二極化が進んでいます。

社長の平均年齢は59.3歳となり、過去最高を更新しました。1990年以降上がり続け、91年からは5歳上昇しました。社長交代率(1年間に社長の交代があった企業の比率)を見ると、3.97%で、4年連続で前年を上回りました。

2016年に社長が交代した企業を新旧代表の平均年齢から見ると、前代表が67.1歳、新代表が51.1歳となりました。総じて一般的に高齢者に分類される約67歳で代表の交代が行われ、16.0歳の若返りが見られました。女性社長の比率は2015年の8.2%から10.6%へ上昇しました。

平均年齢を年商規模別に見ると、「1000億円以上」(60.8歳)が最も高く、「1億円未満」(60.2歳)がこれに続き、ともに60歳を超えました。

年代別の分布を見ると、「1000億円以上」の約6割が60代となり突出しています。一方、70代以上になると「1億円未満」の割合が最も高くなりました。

平均年齢の推移を見ると、年商500億円以上の企業では1990年と比べ、各0.8歳若返りしているのに対し、「1億円未満」は7.8歳上昇しています。小規模事業者と大規模事業者の社長平均年齢の二極化が進んでいます。

都道府県別に見ると、最も平均年齢が高かったのは、「岩手県」(61.4歳)で、全国平均を2歳以上上回りました。このほか、「秋田県」(61.1歳)、「青森県」(60.8歳)など東北地方が上位に位置しています。

昨年と同様の結果となったようです。滋賀県や三重県の社長は若いようです。あちらの商いを勉強したいといつも思っています。