東京都だけの独自助成金

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。年始の挨拶が遅れてしまいましたが、年末から年始にかけて、忙しく業務させていただきました。ありがたい限りです。

厚生労働省が実施している助成金の中に、パートさんを正社員に促す正規雇用転換助成金というものがあります。これに関して、東京都は、来年度予算案に約25億円を計上し、独自の対策を始めるようです。

厚生労働省は、パートさんを正社員に待遇改善することで、1人当たり50万円助成する制度を設けており、多くの企業様で活用していただいております。

これに対して、東京都では、来年度から何と、同額を上乗せする、ことにしました。また、35歳未満の若者を正社員に採用した中小企業に、15万円の奨励金を支給する制度も創設するとのことです。来年度から3年で、合計1万5千人の正規雇用への転換を目指すものです。

これは、東京都だけの独自助成金です。しかし、東京都が率先して、このような助成金を創設することで、東京都にならう地域が出てくるかもしれません。

今月1月26日召集予定の通常国会に提出する「若者雇用対策会議」の中では、キャリアアップ助成金を活用した個別支援を想定している、などの記事が1月7日に報道されました。しかし、詳細について、アベノミクス助成金の新規創設助成金情報が、なかなか出ない中で、嬉しい助成金情報となりました。

また情報が得られましたら、ご報告させていただきます。

本年も引き続き宜しくお願いいたします。