三菱自下請け、雇用調整

おはようございます。早いもので、5月も終わります。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。私は、地元に受け入れてもらえるよう、とにかく頑張ります。

軽自動車の生産が止まった三菱自動車水島製作所(岡山県倉敷市)がある同県が5月24日、下請け企業の雇用への影響をまとめました。従業員約1050人が休業などの雇用調整の対象となっていました。解雇や雇止めで職を失う人も約100人います。

水島製作所は生産再開のめどが立たず、休業は長引きそうです。雇用調整によって個人消費が落ち込めば、地域経済にも悪影響が広がります。三菱自の取引先は全国に多数あり、岡山県だけの問題ではありません。

休業や教育訓練、出荷といった雇用調整は、今月13日までに28社が実施しました。14日以降の予定を含めると33社となり、調査に三菱自との取引があると答えた166社の約20%にあたります。

行政が雇用への影響を詳しくまとめたのは初めてです。33社の雇用調整で影響を受ける人数はのべ約1850人です。人数と休む日数で計算すると、のべ約1万2100人分の仕事が消えました。これとは別に、三菱自も水島製作所の約1300人を休業させています。

生産停止で下請け企業の業績は悪化しています。県の調査では、売り上げが19日までの1か月間で50%以上減ると見込む企業は20社、20~49%減が28社ありました。

三菱自は「部品メーカーの存続に向けて最大限の努力をする」としていますが具体策は示せていません。

三菱自動車の軽自動車の生産停止による売り上げ減を受け、岡山県内の下請け企業で別の自動車メーカーの系列に、販路拡大をめざす動きがあります。三菱自への依存度を下げて、雇用への影響を小さくする狙いです。

生きていくのは大変です。決して他人ごとではありません。私も皆さまも気合いを入れていきましょう。私はやります。