新入社員「働くことの意識」調査結果

おはようございます。関東以西は連日猛暑のようですが、こちらは割りと過ごしやすく、寒いくらいの日もあります。ジメジメは相変わらずです。来週は海の日?信じられません。

公益財団法人日本生産性本部の「職業のあり方研究会」と一般社団法人日本経済青年協議会は、平成28年度新入社員1286人を対象にした「働くことの意識」調査結果を取りまとめました。

働く目的では、「楽しい生活をしたい」が増加(昨年度37.0%→41.7%)し、過去最高を更新しました。「自分の能力をためす」は(昨年度13.4%→12.4%)過去最低を更新しました。「社会のために役立ちたい」も3.2ポイント低下(昨年度12.5%→9.3%)しました。

人並み以上に働きたいかでは、「人並みで十分」が昨年度よりさらに増加(昨年度53.5%→58.3%)して過去最高を更新するとともに、「人並み以上に働きたい」(昨年度38.8%→34.2%)を24.1ポイント上回り、両者の差も過去最大となりました。

デートか残業かでは、「残業」(昨年度80.8%→76.9%)「デート」(昨年度19.0%→22.6%)と、プライベートの生活よりも仕事を優先する傾向がありますが、ここ数年は「デート派」が増加しています。

会社の選択理由では、「能力・個性をいかせる」が増加し、今年もトップ(昨年度30.9%→33.2%)でした。「仕事が面白いから」は減少し(昨年度19.2%→17.3%)、5年連続で減少しました(平成23年度26.8%)。

どのポストまで昇進したいかでは、10年前(平成18年度)と比べ「社長」「専門職」とも減っています(社長17.8%→10.8%。専門職26.4%→17.8%)。

女性を見ると、「課長+係長+主任班長」が増え(18.9%→30.8%)、昇進志向が高まっている一方で「役職に就きたくない+どうでもよい」も増加(25.5%→29.6%)し、二極化傾向がみられます。

男性と女性では、考え方が違うのかもしれませんが、少しも志は持ってもいいのではないでしょうか。男なら、六分の侠気、四分の熱。これって時代遅れなのでしょうか。