女性社長は全体の7.5%

おはようございます。今日は11月、今年もあと2か月を切りました。早いものですが、来年の目標を立てる時期となりました。これからオレも考えなければ・・

帝国データバンクは、2015年9月時点の企業概要ファイルから株式会社、有限会社の代表を務める社長のデータを抽出し、業種、都道府県、就任経緯、出身大学などを集計・分析しました。

調査結果として、全社長数に占める女性社長数の割合は7.51%で、13.3社に1社が女性社長であることが判明しました。業種別では、不動産業が16.24%でトップ、細分類でみると保育所が44.64%を占め、トップとなりました。

そのほか、化粧品小売や美容業なども上位にランクインし、女性が多い職場ゆえに高い女性比率となっています。女性社長の出身大学トップは日本大学で231人、女子大学のなかでは日本女子大学が178人でトップとなっています。

都道府県別で女性社長比率をみると、トップは、おとなりの青森県(10.19%)で唯一の10%超えとなりました。2位は沖縄県(9.87%)、3位は徳島県(9.81%)でした。

他方、女性社長比率で最下位だったのは岐阜県(4.95%)で、唯一の4%台となりました。次いで長野県(5.63%)、滋賀県(5.79%)と続いています。ちなみに岩手県は8.1%と全国19位で、ほぼ真ん中でした。

社長就任の経緯(各経緯の割合)をみると、女性社長は同族継承が51.04%と半数以上を占めトップ、自身で起業した創業者は34.64%で2位という結果でした。一方の男性社長は創業者が42.26%でトップ、以下、同族継承37.42%、内部昇格11.7%と続きました。

女性社長の同族継承を押し上げている背景には、平均寿命の差があります。7月30日に厚生労働省が発表した平成26年簡易生命表によると、女性の平均寿命は86.83年で、男性の80.50年と比較して6.33年女性の方が長く、そのため、夫が立ち上げた事業を妻が引き継ぐケースが多くなっています。

オレも頑張ろうという気になるデータでした。