おはようございます。今日は雨上がりで少し寒い感じがします。まあ、これから暑くなるのでしょうから、先日の真夏日のような日がくるのを覚悟しなければならないですね。
「アリさんマーク」で知られる引越社関東(東京)の男性社員(35)が営業職からシュレッダー係へ不当に異動させられ、同社に地位確認などを求めた訴訟は5月24日、東京地裁で和解が成立しました。
同社が男性に謝罪し営業職に復帰させるなどの内容で、男性の代理人弁護士らが同日、厚生労働省内で記者会見し「全面勝利の和解」と評価しました。
男性は2015年、業務中に起こした事故への弁償を求められたことで労働組合プレカリアートユニオンに加入しましたが、同6月に一日中書類を裁断するシュレッダー係に異動させられました。
同8月には訴訟提起で会社を中傷したとして懲戒解雇を言い渡されたほか、顔写真入りの「罪状ペーパー」が全支店や社内報に掲載されました。解雇は間もなく撤回されたものの待遇は改善されず、復職や名誉毀損による損害賠償などを求めていました。
和解条項は、元の賃金条件で6月1日に営業職へ復帰、配置換えや解雇・罪状ペーパーの張り出しを謝罪、謝罪文の掲載、解決金の支払い、などです。
男性はこの日もシュレッダー業務に就いており、昼休み中に電話で「ほっとしている。まだ表に出ていない問題があり、改善していきたい」と訴えました。支援した同組合の執行委員長は「理不尽を強いるブラック企業で闘えば変えていけると示した」と語りました。
引越社では、未払い賃金の支払いなどを求め40人近くが各地の地裁に訴えています。同組合によると、数百万円の弁償を負わされ、退職後も支払いを続ける元社員もいるということです。
シュレッダー係がある時点でおかしいです。それに限らず、この辺の会社にも若い社員を陥れようとしている人はいます。見た目は良さそうですが、人権を無視し、上位職であることを利用してネチネチいじめている、許せないです。