パートさんのタイムカード、賃金台帳

おはようございます。朝晩は、寒くなり、すでにファンヒーター使用開始です。皆さまも体調にはお気を付けください。

キャリアアップ助成金の正社員化コースのパートさんのタイムカード、賃金台帳についてです。パートさんを雇い始めたら、出退勤管理のため、タイムカードを使用している会社も多いかと思います。

出退勤管理をしていないと、助成金受給の要件を満たさなくなりますので、確実に行う必要があります。タイムカードがない会社の場合、例えば、手書きの管理でも大丈夫です。パートさんとしての雇用期間が6か月以上必要ですから、タイムカードも少なくても6か月分必要になります。

さらに、6か月分以上の賃金台帳も必要です。賃金台帳とは、労働者の賃金額やその計算の基礎となる事項などを記載した書類です。タイムカードや雇用契約書などを基に、正しく給料が支払われていることを確認されます。

賃金台帳がない会社の場合、作成する必要があります。そもそも賃金台帳は、会社が備えておくべき書類ですので、助成金を受ける、受けないにかかわらず、労働者全員分を作成しましょう。

賃金台帳には、氏名、性別、賃金計算期間、労働日数、労働時間数、時間外労働・休日労働・深夜労働時間数、賃金の種類(基本給や諸手当)ごとの金額、控除した場合はその額を記載することになります。

労働日数や労働時間数、時間外労働の時間数などは、タイムカードから読み取って記載します。基本給や諸手当ごとの金額は、雇用契約書などを基にして計算されます。

このタイムカード(出勤簿)と賃金台帳は、会社が備えておくべき書類ですので、これがないと、普通に管理すべきことをしていないとみられるため?、かどうかはわかりませんが、助成金は受給できなくなります(提出資料の一つとして規定されています)。