残業の理由トップは「取引先への対応」37.6%

おはようございます。風は冷たいけれど日差しは暖かい、もうすぐ春ですね。やはり気持ちがウキウキしてきます。

東京商工リサーチが3月10日発表した「長時間労働」に関するアンケート調査結果によると、「残業がある」企業は全体の93.8%(「恒常的に」7095社(57.3%)+「時々」4504社(36.4%)でした。

残業の理由は、トップが「取引先への納期や発注量に対応するため」が6170(構成比37.6%)で約4割を占めました。次いで、「仕事量に対して人手が不足している」が4058(同24.7%)、「仕事量に対して時間が不足している」が3463(同21.1%)、「日常的なことなので特に理由はない」が1213(同7.3%)の順でした。

取引先との関係で避けがたい状態が浮き彫りとなりました。

残業時間の上限が決まり、現在より労働時間が短縮する場合に予想される影響について聞いたところ、トップは「仕事の積み残しが発生する」が5659(構成比28.9%)で2位以下を引き離しています。

次いで、「受注量(売上高)の減少」が3136(同16.0%)、「従業員の賃金低下」が2771(同14.1%)、「影響はない」が2220(同11.3%)、「従業員のモチベーション向上・心身健全化」が2167(同11.0%)、「持ち帰り残業を懸念」が2037(同10.4%)、「利益率の向上」が879(同4.4%)の順でした。

残業時間を減らす努力をしているかについて聞いたところ、残業減少の努力は、「はい」が9861社(構成比79.7%)と約8割を占め、「いいえ」は1537社(同12.4%)と約1割にとどまりました。

どのような残業時間の削減に取り組んでいるかについては、トップは「仕事の効率向上のための指導」が7123(構成比37.8%)で約4割を占めました。

次いで、「仕事の実態に合わせた人員配置の見直し」が5621(同29.8%)、「ノー残業デーの設定」が2981(同15.8%)、「勤務体系や役職等の変更」が1545(同8.2%)の順でした。効率化の施策が中心でした。

だいたい予想できる結果ではありましたが、その対応は厳しいと思います。


生産性向上のボトルネック、「人材確保が困難」が47%

おはようございます。今日は、あの日から6年、あの時のような天候です。私は前を向いて歩きます。

東京商工会議所は3月2日、会員企業を対象とした「生産性向上・ICT活用状況に関するアンケート調査」結果を発表しました。

事業計画の作成状況については、事業計画(販売計画、生産計画、資金計画等)を「毎年作成しPDCAを回している」33%、「作成しているが成果検証が不十分」26%と、6割の企業は作成していますが、4割の企業は事業計画を作成していませんでした。

黒字の企業では、「毎年作成しPDCAを回している」41%、「作成しているが経過検証が不十分」25%と、66%が事業計画を作成しています。収支トントンの事業者は「作成している・していない」がほぼ半数ずつでした。

マーケティング担当部署の有無については、マーケティング(販売促進、顧客分析、商品開発企画等)の専門部署がある企業は全体の8%、兼務部署がある企業は20%で、組織的な対応を行っている企業は3割弱にとどまっています。

従業員規模が小さい企業ほどマーケティング担当部署が無い。101人以上の企業でようやくマーケティング担当の存在する企業が6割超となります。

自社の生産性についての認識で、同業他社に比べて自社の生産性が高いと思う企業は全体の3割でした。高いと思う理由は、1位「取引先・顧客への信用力がある」(51%)、2位「製品・サービスの品質面で競争力がある」(31%)でした。

「生産性向上のボトルネック」(内部要因)としては、1位「人材の確保が困難であること」(47%)、2位「競合による低価格化が課題」(33%)、3位「商品力・マーケティングの不足」(32%)でした。

生産性向上への今後強化する取組としては、「人材育成・スキルアップ」が1位(40%)、「ムダな作業・業務の削減」が2位(36%)でした。

生産性向上についても、私は前を向いて歩きます。新たな取り組みにチャレンジします。


男女間賃金格差は過去最少の73

おはようございます。もうすぐ春3月がやってきます。早いものです。限りある時間を有効に使いたいと思います。

厚生労働省が2016年賃金構造基本統計調査を2月22日に公表しました。これは毎年7月に実施しているもので、今回公表する内容は、全国49783事業所について集計したものです。

男女計の賃金は304,000円(前年比0.0%)、男性では335,200円(同0.0%)、女性では244,600円(同1.1%増)となっています。女性の賃金は過去最高となっており、男女間賃金格差(男性=100)は過去最少の73.0となっています。

企業規模別にみると、男性は、大企業(常用労働者1000人以上)384,800円(前年比0.7%減)、中企業(常用労働者100~999人)320,200円(同0.0%)、小企業(常用労働者10~99人)290,900円(同0.8%増)、女性は、大企業268,700円(同0.1%増)、中企業242,300円(同0.8%増)、小企業219,100円(同1.2%増)となっています。

雇用形態別にみると、男女計では、正社員・正職員321,700円(前年比0.2%増)、正社員・正職員以外211,800円(同3.3%増)となっています。男女計の雇用形態間賃金格差(正社員・正職員=100)は65.8(前年63.9)となり、統計を取り始めた平成17年の調査以来過去最少となっています。

短時間労働者の賃金(1時間当たり)は、男女計1075円(前年比1.5%増)、男性1134円(同0.1%増)、女性1054円(同2.1%増)となっており、いずれも過去最高となっています。

女性は、過去最少でも男性の7割しか給料をもらっていないのですね。この調査では、都道府県別の賃金も調査しています。それによると、全国平均は304.0千円でした。全国平均よりも賃金が高かったのは6都府県で、最も高かったのは、東京都(373.1千円)となっています。

ちなみに岩手は、・・だいたい予想できますよね。ほぼ最下位(正確にはビリ2)の235.9千円でした。子供の教育にかける費用を捻出するためにも、なんとかできないものかと思います。